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わたしが何を思っていても、彼が何を思っていても、言葉にしなければ何もわからない、繋がらない、何もない。
心のなかで何を思っていても、好きだよ、と言われれば、ああ好きなんだ、と理解する。
そう単純なものでもないけれど。
基本的にはそうだと思う。
心の中なんて覗けないのだから、彼の発した言葉がわたしのすべてで、事実。
だいっきらいだと思いながらでも、だいすきと言われれば、彼はわたしのことがだいすきなのだ、と。
知らないことは、起きていないこと。
何にもなかった。
そんな事実は、なかった。
だってわたしは知らないもの。
わたしの世界はでは、起きていないことなんだから。
つながりたいつながれない
あの人のことが好きで、あの人もわたしのことが好きだった。
たぶんそれは過去の、変わらない事実だとは思う。
でも今は違う。
人の心は変わるんだ、っていうことをひどく実感する。
村上春樹の「色彩を持たない…」のように、ある日突然、変わりなかったはずの繋がりが音もなく途切れてしまう困惑。
落ち度はなかったはずだった。
誤解すらなかったはずだった。
そもそも繋がりが薄れていた。
薄れるだけで切れてしまうなんて、思っても見なかった。
それとも、何か他の理由があるのだろうかとかんがえてみるけれど、考えても考えても思い付かない。それが余計に不安になる。
理由がわからなければ、反省も後悔も、懺悔も謝罪も、あるいは弁解も何も出来ない。
そんなのは、いやだ。
ひとつだと思っていた思いが突然変化すること、
別離の痛み、ハートブレイク。
苦しくて苦しくて仕方無い。
別段、いなくなったとしても不便はないのだ。
いなくてもわたしの日々は止まらない、滞らない。
ずっと連絡もとっていなかったのだから。
だけど喪失したという事実が消えない。
この先ずっと。
香り
初めて買った香水はロリータレンピカ。
癖のある香り?と思ったけど、いつの間にかお菓子みたいな香りになるのが好きだった。
次に買ったのがスイラブ。
これはお花みたいな香りからココナツぽい?香りになるのが面白かった。
ちなみにスイドリームはあんまり好きじゃなかった…
ウィッシュピンクダイヤモンドは完全に瓶可愛さで買ってしまった。当時の彼氏とお揃いで、彼はウィッシュを、一緒に買った。
スティルは、好きだったのにつけすぎて飽きて、人にあげてしまった。でももう一度買いたい…
ボディショップのスピリットオブムーンフラワーは、名前が可愛い…と思って買ったら、すぐに廃盤。
アモリトも同様。
あとは、ディメーターの香りもちょこちょこ買ってたことがあったなあ。
ミニチュア瓶の香水にはまったこともあったっけ。
ヴィヴィアンの香水とか買ったなー!
なんだか懐かしくなったけど、最近は全然香水つけない。
たまには枕に軽くひとふきして寝るのも楽しいかも?!
ガムシロ
なんだか妙にsyrup16gが聞きたくなった。
五十嵐さんの声が好き。なんでだろうな。
初めてシロップと出会ったのは多分19歳くらいかな?
CDショップで適当に選んだのがHELL-SEEだった。
聞いてすぐ好みだ!と感じた。
言葉遊びとネガティブな歌詞、明るいようで暗い、暗いようで明るい。
なぜか他のアルバムは買わずに、ヘルシーばかり聞いていた。
色々想像が巡る。
何を見れば、どんな気持ちで、こんな歌詞を書くんだろう。
この人の世界はどんな風に見えているんだろう。
RSRに出演したときはもちろん見に行った。
MCはあまりなかったような気がする。ムーンサーカスで財布落としたみたいなことをいっていた気がした。
以前は歌詞の中の「俺」「僕」を、自分に重ねながら、一緒になにかを吐き出していたような聞き方をしていた。
でも最近は、どこかにいる「俺」を、誰かに重ねながら聞いている。
なぜだろう?
装うことに意味なんかない
可愛い服が好きだ。
ミルク、エミキュ、ジェーンあたりが好きです。
新作を血眼でチェックし、お財布と相談。
正直わたしの家庭の経済状況では大抵指をくわえて涙をこらえていることの方が多いのだけど…
ミルクは毎シーズン何かしら予約して買っている。
本当は欲しいと思ったものを好きなだけ買いたい。でもそれは叶わない。貧乏だとは言わないが、決して自分に相応しい価格帯だとは言えない可愛い服たち。
バイオリズムか何かの波で、狂ったように買い漁る時期と、なーんにも欲しくない時期がある。
なーんにも欲しくない時期は手持ちの服をオークションなどで手放したりもする。
装うことに意味なんかない、いくら着飾ったって顔やスタイルは変わらない。
わたしみたいなデブスにはこんな可愛い服は相応しくない。
おとなしくスウェットとジーンズ穿いてようと思うことがあるのだ。
30間近の女がいつまでも、少女のような服を着ているのが自分でも滑稽に思えて、人から同じことを思われているのではないかと思い込んで、だんだん可愛い服を欲望のままに買うことが少なくなった。
可愛いと素直に思うものを身に付けることができない。
パステルカラーを諦めて、黒やグレー、茶色を選ぶようになった。
コテコテのロリータを一度はきてみたいという夢ももう見なくなった。
多分、そういう人を冷めた目で見ているんだろう、自分自身。
かと思えば、「人の目なんかどうでもいい!わたしはわたし!」みたいな開き直りをしてまた可愛い服を買う。
いつまでこんなことを続けていくんだろうね。
ちなみに旦那には、三十路になったら一度考えてごらん、とだけ言われている。
夢のあとに
夢の中で、なんだかすごくドキドキしていた。恋愛的なドキドキ。
相手は実は、昔付き合っていた人?だったような気がする。そうじゃなかったかも。でもとにかく今の主人ではないことは確か。
心臓がすごい音をたてて動いているようで、絶対聞こえるわけはないのにこんなにドキドキしていることがばれてしまうから近くに来ないで!
と思っているときに触れられると、もう全身が心臓になってしまったみたいで。
ああもうだめだ、と思っていたのは覚えてる。
寝てるときに心拍数上がってたのかなあ。それとは関係ないのかな。
起きたときに、なぜかそういう健康上のことを考えてしまったわたしはもう、恋を忘れている…
ベイビースターダスト
わたしがネットを始めた頃は、自作HPとか掲示板が流行っていた。
ジオシティーズとホームページビルダーとかで、ちゃちなものを作って、1日二桁のアクセスがあれば上等だった。
ジオシティーズの番地の近い人と交流したのがきっかけで、仲良くなった人がいた。
その彼とは携帯でも連絡を取り合うようになった。
今で言えば中2病で片付けられてしまうような人だった。
写メを交換した時に見た彼はなかなかの美少年だった。彼も多分自覚はしていたと思う。いい感じにナルシストだった。
確か四国あたりの人で、洋服デザイナーになるのが夢だったみたい。
アリスアウアアの服が好きだった。
何度もホームページを移転して、もう足跡は辿れない。
覚えているのは彼のハンドルネームだけ。あ、あとはヤフーのID。
ピロウズの件でのメル友とはまた違った感覚で、忘れられない人だ。
どっちかというと、今何しているんだろう?というのを知りたいのはこちらのほうだ。